この記事の結論
リノベステーションの診断は、価格の見立てと自社の提案がセットになった電話の窓口です。使うかどうかにかかわらず、手元の見積もりと同じ条件の見積書をもう1枚そろえると、自分で比べられます。
契約の相手、追加費用の有無、補助金の申請範囲、キャンセルの条件は、どの会社と契約するときも書面で確かめてください。
公式で確かめた6つのこと
2026年9月29日に、リノベステーションの公式ページ、会社概要、特定商取引法に基づく表記(販売する会社の情報や契約の条件を載せるページ)、利用規約、プライバシーポリシー、セカンドオピニオンの案内ページを読みました。運営会社のコーポレートサイトの会社概要もあわせて見ています。口コミサイトや比較サイトは根拠にしていません。
- 運営は株式会社インフィニティエージェント。所在地は東京都千代田区富士見、設立は2015年5月15日です
- 自社で販売し、工事まで請け負う会社です。一括見積もりや業者の紹介ではありません。相談と見積もりは無料、工事は全国対応と公式にあります
- セカンドオピニオンは電話の聞き取りで診断し、結果と一緒に自社の太陽光や蓄電池の提案もあります
- 購入後の現地確認で、追加費用が発生する場合があると書かれています
- 補助金の申請は無料で代行するとあり、同時に扱えない場合もあると書かれています
- 契約後のキャンセルは、工事完了前なら可能だが、違約金として請負代金の全額を払う、と特定商取引法に基づく表記にあります
このほか、相談件数や創業年の書き方がページによって揃っていない点、セカンドオピニオンの案内ページが2つあって年の表記が違う点もありました。順に書きます。
運営会社と許可の表記
リノベステーションの会社概要には、運営会社として株式会社インフィニティエージェントの名前があります。運営会社のコーポレートサイトの会社概要にも、事業の1つとして「リノベステーション」の運営が載っていて、両方のサイトがお互いにリンクしています。同じ会社のサービスだと公式どうしで確かめられました。コーポレートサイトによると、住宅ローンの相談サービスなども運営している会社です。
リノベステーションの基本情報(2026年9月29日に公式で確認)
| サービス名 | リノベステーション |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社インフィニティエージェント |
| 所在地 | 東京都千代田区富士見1丁目8番19号 住友不動産千代田富士見ビル2F(会社概要、特定商取引法に基づく表記、コーポレートサイトで同じ) |
| 設立 | 2015年5月15日 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 代表者 | 岡田裕平 |
| 許可の表記 | リノベステーションの会社概要に「東京都知事許可 (般-20)第130325号」。何の業種の許可かは書かれていません。コーポレートサイトの会社概要には、この許可番号の記載はありません |
| 個人情報の認証 | プライバシーマーク(登録番号21004472)の表示がある |
| サービスの形 | 蓄電池や太陽光、エコキュート、外壁塗装などを自社で販売し、工事まで請け負う。利用規約では「リフォーム工事及び商品販売のECサービス」 |
| 相談の窓口 | 電話(0120-30-30-70、9時から18時、祝日除く)、Webフォーム、LINE。相談と見積もりは無料と公式にある |
| 対応エリア | 工事は全国対応。サイトで買った商品の配送料は地域によらず一律(公式の表記) |
| 工事の期間 | 公式のよくある質問では、蓄電池は1日で終わることが一般的(屋外設置は天候で2日以上かかることも)、太陽光は2〜3日 |
| 保証 | 自社独自の「20年施工保証」を案内。保証の対象や条件の詳細はページに書かれていない |
| 支払い方法 | クレジットカード、ショッピングローン、銀行振込 |
許可番号が載っているのは、リノベステーションの会社概要のほうです。蓄電池や太陽光の工事では、どの業種の許可や登録を持つ会社が工事をするかが大事なので、見積もりの段階で、許可の業種と、工事をする会社の名前を聞いてください。
セカンドオピニオン診断は電話の聞き取りで進む
公式の案内ページでは、セカンドオピニオンの流れが4段階で書かれています。
- 申し込みフォームから問い合わせる
- セカンドオピニオン専門のスタッフが電話で聞き取りをする
- いま勧められている太陽光や蓄電池が適正な価格かを、太陽光と蓄電池のプロが診断する
- 診断結果を知らせる。相談した商品の結果だけでなく、ライフスタイルに合った太陽光や蓄電池も提案する
申し込みボタンは「無料で相談する」で、サイト全体にも相談と見積もりは無料とあります。申し込むときに入力するのは、名前、住所(郵便番号、都道府県、区市町村)、電話番号、メールアドレスの4つだけです。相談内容を書く欄も、見積書を送る欄もありません。診断のときに見積書をどう見せるのかは公式に書かれていないので、電話で見積書の金額や型番を読み上げられるよう、手元に置いておくとよさそうです。電話のほかに、LINEで相談できるという案内もあります。
診断で何を見るのかは、「適正価格なのか」という説明のほかに具体的な項目が書かれていません。容量あたりの金額なのか、機種の選び方なのか、工事の中身まで見るのかは、電話で最初に聞いておくと話が早いです。
診断した会社が、そのまま売り手になる
案内ページには、中立的な立場でいま検討している太陽光や蓄電池と業者が正しい判断かを診断する、とあります。一方で、流れの4段階目には自社の提案が入っています。リノベステーションは自分で蓄電池を売る会社なので、診断の結果と一緒に、リノベステーションの提案や見積もりも聞くことになります。公式もこの流れを案内ページに書いています。それが悪いわけではありませんが、診断と提案が同じ会社から来ることは、先に分かっておいてください。
診断を受けたあとに手元に残るのは、訪問販売の会社の見積もりと、リノベステーションの提案の2つです。どちらが妥当かを決めるのは自分なので、同じ容量と同じ機種の条件で出した見積書を、少なくとも2枚そろえておくと比べやすくなります。
手元の見積もりと同じ条件で、2枚目を出してもらう
ファミリー工房は、太陽光と蓄電池、V2Hを扱う会社で、施工実績は20年で1万件と公式にあります。ここも自社で売る会社なので、中立の診断ではなく、比べるための2枚目として使ってください。手元の見積書の容量(kWh)、機種、全負荷か特定負荷か(停電のときに家全体に電気が届くか、一部だけか)をそのまま伝えれば、同じ条件の見積もりが並びます。見積もりを見てから断って構いません。
当サイトはファミリー工房と、広告の仲介会社(レントラックス)を通じて提携しており、このページのリンクから申し込みがあると紹介料を受け取ります。リノベステーションとは提携しておらず、この記事にリノベステーションへのリンクはありません。
購入に進むと現地調査があり、追加費用が出ることもある
リノベステーションのサイトでは、商品を選んで購入する形の流れが案内されています(相談しながら商品を選ぶ場合は手順が異なる、とありますが、その中身は書かれていません)。流れのページによると、決済のあとで現地調査の日程についてメールか電話で連絡があり、在宅で60分ほどの調査をして、工事の日には担当者が1人か2人で家に来ます。工事が終わると工事完了書を渡されます。
同じページに、次の一文があります。
「既にご決済いただいた場合でも現地確認時に追加費用が発生する場合がありますので、ご了承ください。」(リノベステーションの流れのページ)
どんなときに追加費用が出るかも、同じページに例があります。商品を運び込む道が細くて工事の人数を増やす場合や、設置場所が特殊な環境の場合です。不安なら購入前にアドバイザーが確認項目を伝える、とも書かれています。利用規約の第4条にも、サイトで示している定額料金に加えて、付帯工事などの追加料金が発生する場合があると書かれています。見積もりはすべて「コミコミ価格」で、商品代、施工費、撤去や搬入の費用、保証料、補助金サポート費や電力申請費といった諸費用が含まれるという説明もあります。
家の状態によって追加の工事が要るのは、どの会社でも起こりうることです。困るのは、払ったあとに金額が増えることです。公式が案内しているとおり購入前に相談し、追加費用が出るとしたら何の工事でいくらかを、書面でもらってください。
契約の相手は「弊社もしくは加盟店」
公式ページには「完全自社施工」とあり、施工も自社で行い、中間に他社が入らないと説明されています。ところが特定商取引法に基づく表記では、契約を「弊社もしくは加盟店とのリフォーム工事請負契約」と書いています。利用規約でも、建物の調査は当社か当社が指定する第三者が行う、となっています。
自社施工の案内と加盟店の表記がどう両立するのか(どんな場合に加盟店が入るのか)は、公式に説明がありません。家によって、契約の相手や工事をする会社がリノベステーション以外になる場合がある、と読めます。見積書と契約書で、次の2つを確かめてください。
- 契約書に書かれている会社の名前(株式会社インフィニティエージェントか、別の会社か)
- 現地調査と工事に来る会社の名前と、その会社の許可や登録
保証については、自社独自の「20年施工保証」を公式が案内しています。加盟店が工事をした場合に誰が保証するのか、保証の対象は何かは、保証書の見本をもらって確かめるのが確実です。
補助金の申請代行と、扱えない場合
セカンドオピニオンの案内ページのよくある質問には、国、都道府県、区市町村の補助金の申請を無料で代行する、とあります。すぐ後に、一部取り扱っていない太陽光や蓄電池がある、申請の条件によって取り扱えない場合もある、と続きます。補助金のページには、書類の準備から申請まで幅広くサポートする、交付までに最長で半年かかる場合もある、と書かれています。
気になったのは、先に書いた見積もりの内訳の説明に「補助金サポート費」が含まれていることです。申請の代行が無料という説明と、見積もりに入っているサポート費の関係は、公式に書かれていません。見積書のどこに申請の費用が入っているのかは、見積もりのときに聞いてください。
新しいほうの案内ページには、賃貸の戸建て、築30年以上の家、太陽光パネルをリースで契約している場合は補助金の対象外になるケースがある、という注記もあります。どの補助金の話かは書かれていません。東京都の補助金の要件は、クール・ネット東京の公式ページで確かめるのが確実です。
東京都の蓄電池の補助金は、クール・ネット東京の公式ページに、1kWhあたり10万円、DR(電力の需給に合わせて充放電を調整する取り組み)に参加しない場合の上限は120万円とあります。10月1日以降は、SIIの令和8年度の登録製品だけが対象です。国のDR補助は2026年5月29日で終わっています。金額と条件は変わることがあるので、申し込みの前にクール・ネット東京の公式で確かめてください。区や市の補助は区市町村の補助金一覧で探せます。
実績の数字と創業年がページごとに違う
相談件数の書き方が、ページによって違います。案内ページの本文には「年間1,500件以上」とあり、「2023年4月~2024年3月実績」と時点が添えられています。同じページの画像には「年間2000件以上」、実績のページには年間2,000件を超え、トップの画像には累計10,000件突破とあり、こちらには時点が書かれていません。時点の書かれた数字は、2023年度の年間1,500件以上だけです。
創業の年も揃っていません。古いほうの案内ページと実績のページには、2007年から太陽光発電の工事店として始めたとあります。新しいほうの案内ページでは、同じ文が2013年からになっています。会社の設立は2015年5月15日です。前身の事業があった可能性はありますが、公式に説明はありません。
セカンドオピニオンの案内ページは2つある
セカンドオピニオンの案内ページは、ほぼ同じ内容のものが2つ公開されています。
2つの案内ページの違い(2026年9月29日に確認)
| ページ下の年の表記 | 古いほうは「COPYRIGHT©2023」、新しいほうは「COPYRIGHT©2025」 |
|---|---|
| 運営会社の住所 | 古いほうは千代田区神田神保町の旧住所、新しいほうは現在の千代田区富士見 |
| 創業の年 | 古いほうは2007年、新しいほうは2013年 |
| 補助金の対象外の注記 | 新しいほうにだけある |
どちらのページにも、年度の書かれていない国の補助金の金額(最大60万円)が載っています。広告から案内ページを開いたら、ページ下の年と運営会社の住所を見てください。補助金の金額は、案内ページではなく国や東京都の公式ページで確かめるほうが確実です。
契約したあとのキャンセルは違約金が重い
リノベステーションと契約したあとの取り消しについて、公式には次のように書かれています。
契約後のキャンセルについての公式の表記
| 特定商取引法に基づく表記 | 契約締結後のキャンセルは、工事完了前であれば可能。ただし違約金として請負対価全額を払う |
|---|---|
| 利用規約 第5条(商品の購入) | 商品の売買契約が締結された後のキャンセルは一切受け付けない |
| 案内ページのよくある質問 | 特定商取引法に基づき、契約書面を受け取った日から数えて8日以内なら、書面か電磁的記録でクーリング・オフ(申し込みの撤回や契約の解除)ができる、という一般的な説明 |
工事の前でも、キャンセルすると請負代金の全額を違約金として払う決まりです。契約書に署名する前に知っておきたい条件です。
クーリング・オフが使えるのは、訪問販売や電話勧誘販売など、法律で決められた取引です。インターネットで自分から申し込む通信販売には、法律上のクーリング・オフの制度がありません(通信販売で買った商品には、業者が返品の条件を表示していなければ受け取りから8日以内に返品できる決まりが別にありますが、工事の契約には当てはまりません)。リノベステーションとの契約がどの形になるのか、クーリング・オフが使えるのかは、公式ページでは整理されていません。契約書に署名する前に、この契約でクーリング・オフが使えるか、キャンセルしたら何をいくら払うのかを、書面で確かめてください。迷ったら、消費生活センター(188)に電話で相談できます。
すでに訪問販売の会社と契約した人へ
リノベステーションの案内ページには、相場外の価格で契約してしまった、という悩みの例が載っていますが、契約したあとの人に何をしてくれるか(解約の手伝いなど)は書かれていません。契約書面を受け取ってから8日以内なら、訪問販売の契約はクーリング・オフできることがあります。手順はクーリングオフの手順に、契約書と説明が違うと気づいたときの確かめ方は契約書と説明が違う時の確認手順にまとめています。
1社の診断と1社の提案だけでは、どちらの金額が妥当かを決めきれません。契約してからの取り消しが重いなら、なおさら、署名の前に同じ条件の見積もりをもう何枚か手元に並べておくほうが確実です。
下の3つは、条件を一度入力すると複数の会社から見積もりが届く一括見積もりのサービスです。当サイトはこの3つと、広告の仲介会社(レントラックスとA8.net)を通じて提携しており、リンクから申し込みがあると紹介料を受け取ります。
1社の診断で決めずに、同じ条件の見積もりを並べる
手元の見積書の容量と機種を伝えれば、別の会社からも同じ条件の見積もりが届きます。並べて見てから決めて構いません。
比べる先を選ぶ
タイナビ蓄電池は、蓄電池だけの見積もりが対象です(太陽光とセットの申し込みは対象外)。3つの違いは一括見積もりサービスの比べ方にまとめています。
入力した情報と通話の扱い
プライバシーポリシーでは、個人情報の利用目的として、当社とグループ会社のサービスの案内と提供、商品の配送、問い合わせへの対応が挙がっています。本人の同意なく第三者に渡すことはないとしつつ、業務を委託する場合は除く、とあり、委託先が代わりにダイレクトメールや電子メールで案内をすることがあるとも書かれています。具体的な委託先の社名は載っていません。
また、問い合わせ内容の確認とサービス向上のために、通話を録音する場合があると書かれています。電話の診断で話した内容は、録音されている前提で考えておいてください。個人情報の扱いについては、サイトにプライバシーマーク(登録番号21004472)の表示があり、開示や利用停止の申し出の窓口も載っています。
向いている人と向いていない人
向いている人
当てはまるなら、使い方を決めたうえで申し込めます
向いていない人
- 売り手ではない人にだけ見積もりを見てほしい(診断のあとに自社の提案があります)
- 見積書を書面で送って、書面で診断してほしい(申し込みフォームに見積書を送る欄がありません)
- 電話で話すのが負担(診断は電話の聞き取りで進みます)
- 契約後も気軽に取り消せる条件がほしい(契約後のキャンセルには請負代金の全額の違約金が決められています)
診断を受ける前と、契約の前に確かめること
リノベステーションの診断を受ける場合も、別の会社に2枚目を頼む場合も、手元の見積書に次の項目が書いてあるかを先に見ておくと、電話で聞かれたときに答えやすくなります。契約の前には、下の後半の項目を書面でもらってください。
手元の見積書で見る項目
契約の前に書面でもらうこと
金額の目安は、経済産業省の検討会資料(2024年11月)にあります。補助事業以外の家庭用蓄電池は、設備費が1kWhあたり15万から20万円、工事費が1kWhあたり2万円程度。補助事業の平均(2023年度)は、設備費11.1万円、工事費1.0万円(いずれも1kWhあたり)です(経済産業省の資料)。手元の見積もりの総額を容量で割ると、1kWhあたりの金額が出ます。計算は見積もり診断でもできます。
訪問販売でよく使われる言い回しと断り方は、訪問販売の危険な営業トークにまとめています。
比べる相手が1枚あれば、手元の見積もりを判断できる
手元の見積書の容量と機種、全負荷か特定負荷かを伝えて、同じ条件で見積もりを出してもらってください。届いた見積書を上の項目で見比べれば、どちらが高いかは自分で分かります。ファミリー工房は、補助金の申請は担当がフォローすると公式に書いています。どこまでを手伝ってもらえるかは、見積もりの段階で書面で確かめてください。
一括見積もりのサービスどうしの違いは、一括見積もりサービスを比べた記事にまとめています。
よくある質問
リノベステーションの評判や口コミは信用できますか?
この記事では口コミを根拠にせず、公式ページ、会社概要、特定商取引法に基づく表記、利用規約に書かれていることだけを確かめました。運営は株式会社インフィニティエージェント(東京都千代田区富士見)で、会社の所在地や設立日は公式の会社概要に載っています。公式ページにある利用者の声は、運営会社が自分のページに載せているものです。手元の見積もりが妥当かどうかは、口コミではなく、同じ条件の見積書を並べて判断します。
リノベステーションのセカンドオピニオンは中立ですか?
公式ページには、中立的な立場で、いま検討している太陽光と蓄電池と業者が正しい判断かを診断する、とあります。一方で、リノベステーションは太陽光や蓄電池を自分で販売する会社で、診断の流れの最後には、利用者に合った太陽光と蓄電池も提案すると書かれています。診断した会社がそのまま売り手にもなる、と分かったうえで使ってください。
セカンドオピニオンは無料ですか?申し込むと電話が来ますか?
公式ページの申し込みボタンは無料で相談する、となっていて、相談と見積もりは無料と書かれています。流れは、フォームから申し込み、専門のスタッフが電話で聞き取り、適正価格かを診断、結果のお知らせ、の順です。電話が来る前提で申し込んでください。フォームの入力は名前、住所、電話番号、メールアドレスだけで、見積書を送る欄はありません。
診断のあとに提案された商品は断れますか?
診断の申し込みは契約ではないので、提案を聞いたうえで断れます。断るときは、いまは契約しない、ほかの見積もりと比べてから決める、とだけ伝えれば足ります。気をつけたいのは契約したあとで、特定商取引法に基づく表記には、契約のあとのキャンセルは工事完了前なら可能だが、違約金として請負対価の全額を払う、と書かれています。契約書に署名する前に、キャンセルの条件を書面で確かめてください。
リノベステーションで買ったあとに追加費用はかかりますか?
かかる場合があると公式に書かれています。流れのページには、すでに決済したあとでも現地確認のときに追加費用が発生する場合がある、とあり、利用規約にも、定額料金に加えて付帯工事などの追加料金が発生する場合がある、とあります。公式は、運び込む道が細くて工事の人数を増やす場合や、設置場所が特殊な場合を例に挙げ、購入前に相談すれば確認項目を伝えるとしています。決済や契約の前に、追加費用が出るとしたら何にいくらかを書面でもらってください。
補助金の申請は代行してもらえますか?
公式ページには、国、都道府県、区市町村の補助金の申請を無料で代行する、とあります。同時に、一部の太陽光や蓄電池、申請の条件によっては取り扱えない場合もある、と書かれています。見積もりの内訳には補助金サポート費という項目が含まれるとも書かれているので、代行の費用が見積もりのどこに入っているか、自分の家のどの補助金を申請してくれるかを、契約前に書面で確かめてください。
まとめ
- リノベステーションは株式会社インフィニティエージェントが運営する、自社で販売し工事まで請け負う会社のサービス。一括見積もりではない。相談と見積もりは無料、工事は全国対応、20年施工保証の案内がある
- セカンドオピニオンは電話の聞き取りで価格を診断し、結果と一緒に自社の提案もある
- 購入後の現地確認で追加費用が出る場合があり、契約の相手は「弊社もしくは加盟店」と書かれている
- 補助金の申請は無料で代行するとあるが、扱えない場合もあり、見積もりには補助金サポート費が入る
- 契約後のキャンセルは、工事前でも請負代金の全額が違約金。署名の前に同じ条件の見積もりを並べて決める
訪問販売の見積もりをすぐに決めず、誰かに見てもらおうと調べたのは、いちばん損をしにくい動き方だと思います。リノベステーションがどんな会社かは、今日の時点で公式の表記から確かめられました。残っているのは、手元の見積もりが高いかどうかです。
今日できることが1つあります。手元の見積書の総額を、蓄電池の容量(kWh)で割ってみてください。1kWhあたりの金額が出ます。5分もかかりません。上の経済産業省の目安と比べて高いと感じたら、そのときに同じ条件の2枚目を頼めば間に合います。